Switchにグリップコントローラーを使ってみた

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発売から6周年を越えてなおも現役バリバリのNintendo Switch。周辺機器として他社製のコントローラーが色々あるが、中でも任天堂ライセンス商品を提供するHORI製は特に高い評判の声を聞く。なので試しに買ってみた。もっと早く使ってみたかったと感じるくらいの物なので、Switchのコントローラー購入を検討している人の参考になれば嬉しい。

HORI製のグリップコントローラー

店頭で触ってみて、一番使ってみたいと感じたのがこのグリップコントローラー。ジャイロセンサー非対応など機能に制限はあるが、スティックを倒したりボタンを押したりの感覚、コントローラーを握った感覚は心地よかった。

プロコンことNintendo Switch Pro コントローラーを使っていても感じるが、グリップ部分はある程度厚みがある方が持ちやすいし、そのお陰で操作しやすい。

握った感覚はどちらも好み。これは実際に手に取ってみたことで感じられた。

逆にSwitch本体付属のJoy-Conは薄くて、正直手に馴染まない。Switchに対する不満らしい不満はそこ。それを理由にSwitchとプロコンを同時購入したのだが、その時私はサードパーティ製のコントローラーに特に興味が無かった。任天堂製同士がいいのでは?と思ってプロコンを買った。プロコンはプロコンで素晴らしいコントローラーで、使っていて感じる不満らしい不満が本当に無い。

それを知ってしまった私の感覚をまた違う角度から満足させてくれたのが、このグリップコントローラーだ。

見た目の存在感が増す

色合いから来る見た目の印象もあるかもしれないが、まずグリップコントローラーはJoy-Conよりも大きいので存在感が増す。遠目で見ても分かるくらいだ。

黒を基調としてアクセントで赤が入っているのが、パソコンでいうとMSIのゲーミングPCみたい。でも本体の性能が上がるわけではない。でもぱっと見そんな雰囲気を感じる。私がMSIのゲーミングPCという存在を知らなかったらどんな風に見えるのだろうか?

携帯モードで使いたくなる握り心地

プロコンほどではないにせよグリップに厚みがある。厚過ぎるとそれはそれで持ちにくいので、これもちょうどいいバランスが大事。

購入前はSwitchを遊ぶ時はテレビに繋ぐ場合も携帯モードで遊ぶ場合も、プロコンを使って操作していた。どっちのモードでも遊びたくなる時があるが、携帯モードはJoy-Conがどうしても手に馴染まない。たまにJoy-Conを使ってみても、やっぱり馴染まない。なので基本的にテレビモードだったが、HORIのグリップコントローラーは手に馴染むので、携帯モードでも全然良いと思える。携帯モードだと色んな場所で遊べるメリットがより活かされる。

連射パッド

コントローラー表面の下の方にあるTURBOボタンで連射設定ができるのが、このコントローラーの特徴。Joy-Conやプロコンには連射設定は無い。

連射は自力でやるものだと思っていたのだが、ポケモンSVで金策として使う物が連射パッド対応コントローラーであることを知ったのをきっかけに、興味を持つようになった。

とはいえ金策の準備でフェアリースキンのニンフィアを育てるとかできていなかったし、まずは手持ちのソフトの遊べるところで連射の恩恵を受けてみたいと思った。

そのタイミングでやっていたのが、星のカービィ Wii デラックス。

本編のメインストーリーモードにあるとあるコースで連射パッドを使ってみた。ネタバレ防止としてどのコースかは言わないでおくが、メインストーリーだけでもクリアした人なら察しがつくはず。

連射しないどころか、TURBOボタンでの操作に最初の一手間二手間かけるだけで、解除操作するまではボタンに触らなくても自動で連射操作がされる。しかも連射間隔の調整までできる。これがかなり快適だった。素早い攻撃のために連射し続けることをしなくなったおかげでカービィの操作に集中できた。連射しなくていいので、腕への負担も減る。これはチート。

操作割り当て

正面のASSIGNボタンの他、背面に付いているボタンにも操作を割り当てることができる。

が、これを活かしたいと思う機会に私はまだ遭遇していない。アクションゲームならあるかもしれないが、カービィでそういう場面というのを私は知らない。カービィシリーズを全て遊んだわけではないが、本編クリア後のやり込み要素でも割り当てボタンを使いたい場面なんてあったか?と思う。

星野カービィ Wii デラックスを遊ぶ前に CRISIS CORE FINAL FANTASY VII REUNIONというソフトをクリアしたのだが、この時にグリップコントローラーを買っていたらまた違った感想を持ったかもしれない。

持ち運びに不向き

使っている時はメリットを感じるグリップコントローラーだが、持ち運びにはまるで向かない。対応ケースもAmazonで探してみたら一応あるのだが、そもそもデカい。それに厚さもある。

私は外出先にSwitchを持って行ったことは数回しかないが、Joy-Con装着でも荷物の中で存在感が強かった。それが一方的に増す。

なので使うなら自宅用がオススメ。外出先に持って行くなら、アナログスティックが壊れやすいことで評判のJoy-Conを装着するのが荷物を抑えられる。

Switchの次世代機の噂はネットで何度も見るが、出るならこういった点が改善されていることを期待したい。

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