SECRIDでキャッシュレス生活

お金

オランダ生まれのカードケース、SECRID。1年近く使ってみてキャッシュレス生活との相性の良さを感じるので、改めてメリット・デメリットをまとめてみたい。カードを選ぶ一面はあるが、それでもキャッシュレス派にとってかなり有効な財布であると感じる。

SEDRIDとは

キャッシュレス決済のためにあるような財布。

大きさは65×102×17㎣。クレジットカードやキャッシュカードがスッポリ入る大きさのアルミケースを革が覆っている。

アルミケース内の側面は生地になっていて、カードを出し入れしてもカードもケース内も側面を守れる構造をしている。本体上部を下に向けて強く振りでもしないと中のカードは落ちない。

アルミケース内にカードは5~6枚くらい入る。

アルミケース下部にはレバーが付いていて、この写真の視点で見て左から右へとレバーを押すと(右手の親指でやると押しやすい)

こんな具合にカードが飛び出る。よく使うカードは一番上か一番下にしておくと取り出しやすい。

ボタンを外して革を開くと更にカードを収納できる。

写真の一番右側には交通系ICカードを入れるのがオススメ(写真では非接触型ICカード用エラー防止シートと共に入れている)。写真の一番左側にはお札を3つ折りか4つ折りにして入れることはできるが、大学生の時レジ打ちのアルバイトをしていた経験上使いにくいと分かっているので、お札は別の財布に入れている。

小銭を革のポケットに入れられなくはないが使いにくいので、これも別の財布に入れている。

メリット

素早いキャッシュレス会計ができる

ポケットや鞄から取り出して、右手に持って親指でレバーを押して左手でクレジットカードを取り出せる。クレジットカードが使えなくてもSuicaなどの交通系ICカードが使えるなら、レバーを引く時の持ち方と同じ向きのまま底面をかざすだけ。革のカバーを開いた時の一番右側のポケットに交通系ICカードを入れることをオススメしているのはそういうこと。

クレジットカード払いにしても交通系ICカード払いにしても、どちらもSECRID1つでその場ですぐ対応できるし、その場ですぐ切り替えられる。いちいち鞄や財布の中を探し直さなくて済むのは、やってみたらかなり楽だった。その場の会計に使わない物ばかりが入った大きい財布を取り出さずに済むスッキリ感はやめられない。

日本ではスマホにお財布機能が搭載されているのが人気だが、そうではないスマホだってある。スマホ決済できる場は随分拡まったが、私が確認した限り、それでもクレジットカードや交通系ICカードによる支払いの方が、まだ市民権が強い。日々の店でのキャッシュレス決済で使う物を統一でき、キャッシュレス決済の手段が変わっても手に持って使う物はそのままであるのは快適。

スマホの通信環境に左右されることも無いのは安心材料ではないかと思っている。

VIEW Suicaカードと相性抜群

出典:jreast.co.jp

SECRIDでSuicaを使う | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)

過去記事でも書いている事と重複するが、SECRIDはVIEW Suicaカードと非常に相性が良い。VIEW Suicaカードはクレジット機能の他、Suica、定期券の機能も搭載している。国際ブランドはVISA、Master、JCBから選べて、弱点は基本ポイント還元率が0.5%なことくらいか。色々種類があるVIEWカードの中で最も基本的なのがこのVIEW Suicaカード。

VIEW Suicaカードではオートチャージという機能を使うことができる。場所は限られるが、「VIEW ALTTE」というATMにて設定して使える。チャージ残高が設定金額Aを下回った状態で、自動改札口にかざすだけで自動的に設定金額Bが自動的にチャージされる。私が「設定金額A」「設定金額B」と表現した金額は、Suicaのチャージ上限2万円の範囲内で自由に設定できる。通勤・通学などの日々の移動で電車を使う人なら、ICカードを取り出すのが定期券更新の時くらいになる。チャージのためにいちいち財布から現金やクレジットカードと一緒に取り出したり券売機に並んだりしなくて済むのだ。

就職・転職活動のために電車であちこち移動するような人なら特にこのメリットを享受できるはずだ。私は享受した。非接触型ICカード用エラー防止シートが必要にはなるが。

デメリット

現金入れ財布が別途必要

現金の質の高さ故にキャッシュレス後進国と言われる日本でも、大体の店でキャッシュレス決済できるはず。ただこれが個人経営の店とかだと現金のみであることは、東京都心ですらあり得る。なので現金を完全に持ち歩かない選択というのはまだできない。

私はSECRIDとは別に、現金とたまに使うカード(診察券とか)を入れている長財布を鞄に忍ばせている。外出先でSECRIDは基本的にズボンの右側前ポケットに入れている。

1つの財布にまとめられるのが一番荷物を減らせるのは分かっているが、定期券を物理カードで使いたい、改札口での動きを最小限にしたい、忘れ物を防ぎたい、という考えを実現させるためにSECRID以上の道具を私は知らない。個人的な感覚ではあるが、財布を2つ持ち歩くデメリットを加味してもSECRID1つで会計も改札口通貨もできるメリットの方が大きいと感じる。

アブラサスの薄い財布が、開閉のしやすさやカードの落ちにくささえ改善されればそちらに切り替えるかもしれない。ミニマリスト財布とやらも気になるので調べ中。

出典:superclassic.jp

すぐ使えるカードが少ない

これはメリットにもデメリットにもなると思う。

日頃使う必要のあるカード類が本当に多い人には不便だろうが、自分が本当にそうなのか、考え直すきっかけにもなる。

私はSECRIDにクレジットカード、キャッシュカード、身分証を入れていて、ポイントカードは一枚も入れていない。ポイントカードを持ち歩いて使う習慣をやめたくない人にとってはSECRIDは機能が足りない。ポイントはなるべくメインのクレジットカードにまとめたい私のような人にとっては寧ろ整理のきっかけになる。

カードを厳選せざるを得ないことは、人によってメリットにもデメリットにもなると思う。私がたまに使うカードは現金と共に別の財布に入れているのはそこを補う目的も兼ねている。

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