povo2.0、日本語力を試す?

スマホ

我がサブ回線povo2.0がまたキャンペーン。データトッピングが最大20%増だが、これがなかなか読み手の日本語力を問うような内容に思えてしまった。私は今回のキャンペーンそ狙わない方がいいことくらいは読み取れる。

何度目のギガ増量キャンペーンか

データトッピング(コンテンツトッピング、通話トッピングは含まない)の利用開始日が指定日以降、且つ有効期限を過ぎているか有効期限を待たず使い切ったかの状態でキャンペーン期間内に90日間60GBまたは180日間150GBのトッピングを購入すると送られるプロモコードを入力すると期間限定でデータ増量、というキャンペーン。

これでもかいつまんで簡潔にまとめたつもりだが、正直言って元の文章はちょっと分かりにくかった。アプリで見れば分かるが、図を使ってキャンペーンが適用される人とされない人の例を示すなど、伝える努力姿勢はある。

私は勉強は特別得意でも苦手でもなかったが、評論文読解の仕方は高校生の時に力を入れていたお陰で今も一定以上の読解力はある。

個人的にはパス

私は馬鹿なので、こうなる可能性なんて夢にも思わず、4月に180日150GBのデータトッピングを購入した。おかげでサブスマホの使い勝手は爆上がりしたので満足している。

有効期限が切れるのは10月でまだ先の話。しかもまだ117GBも残っている。あと1ヵ月以内に使い切ろうと思えば、YouTubeで高画質動画をモバイルデータ通信で1日中再生するみたいな事でもすれば使い切ることは簡単にできる。やろうと思えば簡単ではある。果たしてそれは私にとって本当にデメリットよりメリットの方が大きいと言えるのか、いや言えない。

データ増量されてる分お買い得なのは確かだが、結局出費はする。180日間150GBは12,980円するので安い買い物ではない。12,980円分の体験を感じたい。タイミング次第ではデータ通信を増やして早く使い切ってでもキャンペーンに乗っかる手もあっただろうが、今回はタイミングの問題でパス。このキャンペーン自体は素晴らしい。

改めて垣間見えるpovo2.0の真のターゲット層

そもそもpovo2.0はオンライン専用プランなので、利用者にはある程度以上のITリテラシーが求められる。何にしてもリテラシーを身に付けるには文章読解力が土台となる。分野によって文章の持つ色は変わるが、読解の仕方の基本は変わらない。

オンライン専用という時点である程度人を選ぶところがあるし、ましてpovo2.0は今まで無かった方式のスマホデータ通信プランのため、これまた人を選ぶ。そんなpovo2.0を使う私のような人は、今回のキャンペーンの内容を理解できることが前提であることは求められているのはないかと、勝手に感じている。

今回に限らずキャンペーンはアプリで知らされる。通知をOFFにしていてもアプリを開けば目に留まる所にキャンペーンの案内がある。短期利用のトッピングもあるのでそれを利用する際にアプリを開くことになる。キャンペーンを逃したからと損するわけではない。povo2.0はよく出来ている。

povo2.0への期待

楽天モバイルの基本料金0円が2022年6月を以って終了し、楽天モバイル全ユーザーが最低月1,078円の新プランへ強制移行されることが発表され、povo2.0への新規申し込みが殺到したそうだ。

分かりやすさで言えば楽天モバイルにまだ分があるが、基本料金0円だからこそ両者は比較対象になった。楽天モバイルは繋がりやすさがどうしても他の大手キャリアには及ばず、しかも総務省と他の3キャリアとの間で周波数割り当てを決め直さないと改善されないため、楽天だけで解決できる範囲を超えた問題。その点au回線はその問題をとっくの大昔に解決している。

povo2.0のデータ通信はトッピングを購入しないと使い物にならないため、実質0円運用はできない。トッピングが無い状態での最大通信速度128Kbpsというのは運営コスト削減でもありユーザーの誘導でもある。楽天モバイルは、繋がりさえすれば1GB未満なら高速通信で無料なので0円運用は不可能ではない。mineoとの組み合わせで電話番号を登録しているSIMカードに楽天モバイルを使っている人もいるだろう。

少し話が逸れたが、povo2.0はこういうところが本当に上手く出来ている。基本料金0円ながらも0円運用は実質できないからこそ収益性が生まれ、キャンペーンに繋がる。キャンペーンが知られるほど魅力アピールになり契約を誘える。今後も続けて貰いたい。

デュアルSIM運用やスマホ2台持ちといった概念が広まったからこそサブ回線という市場に需要が増えた。時代が生んだ需要に応えるようなこのプラン、今後も支持したい。

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