Pixel 5aを値下げを待たずに買った男の話

雑談

Googleは毎年3月に新生活応援キャンペーンを開催している。Pixelなどが値下げ対象になっているのだが、Pixel 5aが欲しい気持ちが先走り過ぎたのかそれを忘れて値下げ前に買ってしまった男がいるので、その話をしてみようと思う。

Googleストアにて、新生活応援キャンペーン

Googleの新生活応援キャンペーンは、Googleストアにて開催される。スマホやらイヤホンやらスマートホームやらがお得に買える。

その男はGoogleストアを利用するのはPixel 5a購入が初めてということもあったのか、そのキャンペーンの事などまるで頭に無かった。ここ数ヶ月のiPhone一部機種のように家電量販店やキャリアショップなどでのバラマキ販売でもされていない限り、SIMフリー版を買えるスマホはSIMフリー版をメーカーから直接または家電量販店経由で購入するものだと思っていた。OCNモバイルやIIJmioを利用したことが無いため、セール期間を狙うという発想が薄いのだろう。

Pixel 5aは、Googleストア直販のSIMフリー版は定価税込51,700円(高コスパ)だが、セール期間中は税込42,980円(神コスパ)。8,720円も安くなっている。純正ケースを一緒に買ってもまだお釣りが出る。5万円以下のAndroidスマホを潰しにかかるレベル。

私くらい性格が歪んでいると、Googleは在庫を抱えたくなくて早くも売り切りに動いているのではないか、なんて考えてしまう。iPhoneのバラマキ販売の背景にはAppleからキャリアへの強い圧力がかかっているのではないかと、どこか陰謀論じみたことを心のどこかで思わずにいられないクチなので。実際のところどうなのかは知らない。その辺は憶測でしか書いていない。悪しからず。

何故忘れてしまったのか

根本原因として考えられるのは、当時メイン機として使っていたスマホの自分に合わないと感じる部分に対する不満が段々と膨らみ、自分史上最短期間での乗り換えにはなるが乗り換えたい、という気持ちが強くなり過ぎてしまったこと。

エッジディスプレイ+画面内指紋認証の組み合わせが、最初からの懸念事項であり他の機種に乗り換える決定的要素でもあった。発熱はそこまで気にならなかったし、バッテリー持ちは良くはないが付属の充電器とケーブルで急速充電できるのでまだ許容できた。だがトータルの使い勝手は、この先1年2年と使い続けるのは難しいと思った。とのこと。

また、買うと決めたなら早く買いたい性格も起因した。何故なら、1日でも早く買えた方が日割単価が安くなる、という高嶋ちさ子思考をしているところがあるから。

8,720円の損をしたのか?

その男はたった数日待てば8,720円も安く同じ物を購入できたわけだが、損をしたとは考えていないようだ。欲しい物が数日早く手に入り、実際に買って良かったと思っている。

数日待つということは不満が大きくなってしまった旧メインスマホに不満を抱きながら使う日がそれだけ長くなることを意味する。買うと決めて買ったのは本人なのでそのスマホが本当に悪いわけではない。買取価格を調べてみたら、そのスマホはSIMフリー版Pixel 5aを定価で買ってもお釣りが出るくらいの価格で売れるし、実際そういう価格で売れた。なので約7ヵ月間ハイエンドAndroidスマホを使う体験をもたらしただけでなく、Pixel 5aを実質無料で購入できる働きまでしてくれた。

なので、得する機会を逃しはしてしまったが、損をしたわけではない。そもそもセール期間中の購入でないと損だと考えるのはあまり健全ではない。欲しい物がセール対象になるとは限らないし、勝手に期待しても値引きされなかったらその待っていた時間が勿体ない。満足度をより高くできたはずの時間の満足度を上げられないのは、これこそ損。お金と違って時間は取り返せないから。

急ぎでもないなら待ってもいいのかもしれないが、基本的には欲しい時、必要な時に買う余裕がある状態を作っておくのが望ましい。値引きセールは、あったらラッキー、くらいに思っておく。お金のためだけに自ら行動制限を厳しくし過ぎるのは、現在と未来に対するバランスが崩れる。そのバランスの取り方の答えは人の数だけある。

その男はそういう考え方をしているところがあるため、Googleの新生活応援キャンペーンという概念を完全に忘れていたことについてあまり後悔はしていない。とはいえ、事前に把握していたら数日待つことを選んだかもしれないとも話している。過ぎた事を悔やんでも仕方ないのだろう。

その男の正体

私が先程から話している男の正体は何者なのか。iPhoneSE2やOPPO Find X3 Proを買って使ってみたことで自分がスマホで何をしたいか、何を本当に求めているかが分かった、この記事を書いている本人であること、過去記事を読んでくれたような方ならお分かり頂けたと思う。まだ殆どアクセス稼げてないけど。

コメント

タイトルとURLをコピーしました