Phitenのバレニンを飲んでみた感想

仕事

健康に関するメーカーで、アスリートにも利用者が多いPhiten。その商品の1つにバレニンというものがあり、水に溶かしたり粉薬の要領だったりで飲む。推奨されるのは仕事や運動の前。仕事に集中するうえでどれだけ効果を感じられるかを知りたくて試しに買って、気付いたら1箱30包入りを使い切った。感想を述べてみるので、興味のある人にとっての参考になれば嬉しい。

使わずに済むのが理想

いきなり話の腰を折るような事を言うが、これは依存しない程度に付き合うものだ。ブドウ糖やアミノ酸といった栄養素を摂取できるが、栄養の基本はあくまで食事。バレニンに限らず、サプリメント系はあくまで補助。足りない部分を補うためのもの。足りているなら摂取する必要は無い。このバレニンとて、1日の摂取目安量は1日1包。

メーカーや商品に対して否定する意図など一切無いが、あくまでそういう補助的立ち位置のものであることを大前提として留意しておく。

なぜ試してみたか

これも前提として話しておかないといけないだろう。なぜ私がバレニンを試してみようと思ったのかというと、仕事の忙しさで残業が長引く日々が続き睡眠も満足にできない、そんな状況でもせめて心か体を助ける物はないだろうかと考えるようになった。そもそもそんな状況に陥らないことが望ましいはずなので、そういう意味でも先程「使わずに済むのが理想」という話をした。

ストレス発散で酒や煙草に依存したくなってしまう人がいるのが、不本意な形で、分かる気がしてしまった。かといって私は酒をあまり飲めない(というかもう4年近く飲んでいない)し、気管支があまり強くないので煙草に走るのは現実的でない(というかそもそも健康にも金銭的にもデメリットしかない)。

DR.VAPEはどうなんだろうと思ったが、これも依存が怖いし、持ち物が増えるのも気がかりだった。いつどこで吸えばいいのかも分からない。呼吸以外で日常的に何かを呼吸器官に取り入れるということをしてこなかったし、してみようとも思わなかった私にとって、馴染みがなさ過ぎる概念のもの。調べてみたら商品自体はいい物だと思うが、私にとって未知の分野。それを仕事で忙しくて心も体も弱った状態で始めるのは流石にDR.VAPEを本来の用途では使わなくなってしまうことも考えられ、それではメーカーの人に悪い。ただ、体内に何か取り込んででもこの状況を突破しなければいけないと強く感じるようになっていた。

なので馴染みのある、粉薬の要領で体内に取り込む、という形を取るのがいいのではと思った。

エネルギー補充?

実際に使ってみた感覚としては、エネルギーが補充されたような感じ。気分が高揚するとか、そういう興奮系の怪しい効き目のものではない。もうひと頑張りしてみるための後押し、みたいな感じ。そういえば飲んでいない日よりは疲れていないな、と仕事が終わった頃に感じる程度の感覚。仕事中に「もっとバレニンを…。もっとバレニンを…。」みたいになることは無い。強いて言えば朝食後にバレニンを飲むのもバレニンを持って行くのも忘れると、「大丈夫か?」とは思ってしまう。

飲むタイミングとして、始業直前と朝食後、2パターン試してみた。私にとっては朝食後に飲んだ方が、始業時から仕事に集中しやすいと感じる。流石に飲んだ直後に効果が出るとまではいかないようだ。すぐ効果が出たらそれこそ依存に繋がるリスクがある気がするが…。

そう考えると、上手いバランスで出来ている。ただどちらのタイミングで飲んでも共通するのは、集中力や頭の活性が本格化するのか午後から、という点。私は夜型人間のようだ。

味は2種類

2023年3月時点で、味は2種類ある。

レモン味とブドウ味。私が最初に買ったのはブドウ味で、無くなりそうになってきた頃に「レモン味はどうなんだろう?」と気になり、今度はレモン味を購入。バレニンに頼る状況が続いていることの裏返し。

レモン味の方はこの記事を書いている時点ではまだ1包しか飲んでいないが、ブドウ味の方が口に合うと感じる。レモンよりも味が分かりやすい気がする。それでいて味が強過ぎない。

なので次また買うならブドウ味だが、そもそも頼らなくても済むのが望ましい。

防波堤

現状はこれに頼りでもしないと、正直やってられない。酒や煙草に走らない防波堤のような役になってくれてもいる。

思えば過去も、学校とかで嫌の事があってむしゃくしゃした時、周りに迷惑をかけてしまうことは多々あったが、ゲームが心の逃げ場所のようになっていたところがある。プロ野球の試合を観ることも心の逃げ道になっていた。そしてそれは社会人になってからも続いた。なにかせずにいられない状態というのは感情が先行してしまいやすいものだが、その感情の受け皿があった。今の私にとっての新たな受け皿がバレニン、という可能性があるかもしれない。

依存してしまっているとは自分では今のところ思っていない。頼ってはいるが、自分を守るための必要経費みたいなものにはなっているかもしれない。傷口は出来るがせめて浅く抑えるための多少の痛みというのは、リスク管理の一環として必要。

気分はアスリート?

私は出勤前にバレニンを飲んで仕事に集中しやすくするようにしているが、バレニンは運動前に飲んでもいい。そういうものを飲むのが、なんだかこれから試合に臨むアスリートみたいに思える。

メーカーから提供されている、ドーピングに引っ掛からないよう成分が調整されているものを試合前に体内に取り込んで本番パフォーマンス向上を狙うような感じ。

内勤でデスクワークだろうと集中力を消耗するし、意外と体にも疲れが溜まるのを感じる。座って仕事をするのも楽ではないのだ。

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