OPPO Find X3 Proの急速充電に感動を覚えた話

スマホ

以前「Mi 11 Lite 5Gが欲しい」という記事を書いておきながら、実際に購入したのは「OPPO Find X3 Pro」。付属の充電器とケーブルで急速充電ができるのだが、その感動が大きいので記事にしてみることにした。OPPO Find X3 Pro自体は無線充電対応であることが購入理由の1つではあったが、急速充電のメリットが上回った。

そもそも何故急速充電対応?

OPPO Find X3 Proは高性能故にバッテリー持ちが容量の割に短い。iPhoneSE2よりマシ程度だ。バッテリー容量が大きいということは、充電の入力の強さは同じでもその分時間がかかるということだ。

推測だが、その弱点を補うためにOPPOが用意してくれた。別売ではなく同封されているのが嬉しい。充電器とケーブル込みで、SIMフリー版は税込118,000円。こういう所で付加価値を提供している。これもコスパの良さを構成する要素だと認識した。

どれくらい速い?

これを知りたい人が多いと思うので、勿体ぶらずに書く。

カタログ上は、10分で0%が40%になるとのことだが、バッテリー残量を0%にするのはバッテリー劣化に繋がることもあり、そのような使い方をする人は少ないと思う。

私が実際に試した例としては、残量54%が87%になるまでがたった10分だった。これは衝撃だった。仕事終わりの帰宅後、着替えたりトイレに行ったり小休憩したりする時間でもこれだけ充電ができてしまう。帰宅後にもスマホを使って何かをする時の充電の心配がかなり下がる。これは一度体験すると戻れない。

時間と場所の有効活用

スマホの充電を待つ必要が殆ど無いことがこれ程快適だとは、正直考えてもみなかった。出かける数分前までスマホで何かをしていても、その残り数分であっという間に充電されるので、残量が少ない状態で外出することを防げる。

スマホの充電をさっさと済ませ、同じケーブルを今度はモバイルバッテリーやタブレットに繋いで充電する使い方もできる。使うケーブルの数を少なく抑えようが生まれた。充電式バッテリーは充電の入力を制限する仕様が搭載されているので、OPPO Find X3 Proに同封されている充電器とケーブルは最大出力65Wだが最大入力がそれを下回る機器に使用しても問題無い。

節電とバッテリー寿命にも効果?

バッテリー残量100%になったら、それ以上電気を使うのは無駄。また、充電は有線でも無線でもバッテリーに多少なりとも発熱をもたらす。熱はバッテリー劣化の原因であり、それによる劣化自体は避けられない。無線充電は発熱しやすい分、劣化が進みやすくなる。これは私がiPhoneSE2で結果的に自ら証明した。

夜寝る前の時間で充電を済ませれば寝ている時間に充電に電気を使わずに済む。私のOPPO Find X3 Proだと、満充電の状態で6時間ほど充電しなくても残量表示は100%のままだった。出かける前の着替える時間にでも充電すればいい。

充電時間が短ければ、バッテリーが熱を持つ時間をその分減らせる。どれだけ効果があるのかは知識が無いので理論上すら分からないが、これが積み重なる分の効果はあると思う。あって欲しい。あってくれ。

無線充電が最早いらない子

無線充電対応なので使ってみたが、急速充電を知ってしまった後だと死ぬほど遅い。感覚が狂った。iPhoneSE2を無線充電していた時期に、物が定位置にある状態を作る習慣は身に付いたので、スマホがどこにあるか分からない、ということは今のところ無い。

去年購入したモバイルバッテリーは無線充電(出力)対応の物を選ぶほど無線充電にハマっていた私は、無線充電はなくていいから出力の高いモバイルバッテリーが欲しくなった。デカくて重いのを許容できれば、物自体はある。出力15Wなんて遅くて物足りない。60Wは欲しい。

よく考えたら、充電が必要な電子機器の中でスマホが一番充電頻度が高いわけだから、充電の環境や条件を良くしておく優先順位は高い。無線充電は最早完全ワイヤレスイヤホンにしか使っていない。

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