最速1.5Mbpsで3日間10GB以内なら使い放題のmineoパケット放題Plusを、サブスマホ用に申し込み、SIMが届いた。2日程使ってみての使用感をまとめる。今更感は否めないが、同じmineoの「マイそく」と迷っている人の参考になればと思う。
mineoのパケット放題Plusについて
オプション料金月額385円で使える。データ通信のみのシングルプランで一番安いのは基本データ容量月1GB（880円）。パケット放題Plusは最安月1,265円で使える。
基本データ容量が10GB以上ならパケット放題Plusは無料で使える。しかも、公式ホームページで確認したところ、2021年9月1日以降の申し込みなら最大2ヵ月パケット放題Plusが無料で使え、2022年3月26日時点で終了日は未定。私は今後の自分のタイミングを想定し3月の下旬というタイミングで申し込むことになったが、4月までは確実にパケット放題Plusが無料なので、そこを有難がる。
使用するスマホはサブスマホのXiaomi 11T。2枚目のSIMカードを入れる場所に入れている。docomo回線で申し込んだ。
A4サイズの紙がスッポリ収まる大きさの封筒で届いた。
B5サイズの説明書と
SIMカードが入っているA5サイズで折り畳みの紙が同封されている。
説明は丁寧だった。格安SIM初心者に優しい設計をしていると思う。
APNは「mineo（ドコモプラン）」に設定。これでもう使える。説明書にも書かれていて親切。
通信速度は「Speedtest」というアプリで計測してみた。iOSにもある。
通信速度を最速1.5Mbpsにする「mineoスイッチ」を、mineoアプリで設定してONにしている状態。
朝昼夕晩と計測してみたがどの時間帯も殆ど同じ。ダウンロード、アップロードとも最初の1秒にも満たないくらいの時間は4～7Mbpsくらいの通信速度が確認され、そのことから多少のバースト通信がされていることが分かる。
Yahoo!アプリ
画面を上下にスクロールする時でも、高速通信時と比べちょっと間があった。また、画像の読み込みは更に一呼吸置くように間が空いた。動画はもっと。
テキストの読み込みは特に問題を感じなかった。使えるは使えるが、日常のメイン使いできるかというとちょっと心許ない。
DAZN
2022年のプロ野球が3月25日に開幕したので、一番早い時間だった楽天‐ロッテ（16時開始）を見るついでにパケット放題Plusでどれだけ見れるのかを確認してみた。
DAZNは設定で、通信量を節約できるデータセーブがある。
データセーブをONにしてもOFFにしても、ぱっと見で画質は変わらなかった。著作権上映像をスクショできないが、少し粗いけど見たい所を見る分には問題無い、といった感じ。NHKBS1〇2よりは粗くない。
データセーブをOFFにしていると、映像が乱れて画面が緑色になる部分が生じることが数分に一度は起きた。音声は止まらなかった。データセーブをONにしたら、試合中継映像が表示されて直後に映像が一瞬乱れることはあるが、その後は映像が乱れることは無かった。映像が表示されるまでの読み込みは長くて数秒程度。
DAZNについては、データセーブをONにしていればパケット放題Plusでも見られる。通信量は、データセーブONなら10分で0.3GB、OFFなら10分で0.1GBくらいだった。
虎テレ
阪神タイガースが運営している試合中継、動画配信サービスの虎テレ。
画質設定はいじらず「auto」にしたところ、30分で0.2～0.3GBくらい消費した。画質はDAZNの場合と同じく、少し粗いけど見たい所を見る分には問題無い、といった感じ。NHKBS1〇2よりは粗くない。
映像が表示されるまでの読み込みは、こちらも長くて数秒程度。画質を許容できるなら、見られる。
YouTube
画質設定を自動にしていると、通信環境もあるのか画質が少し粗くなる。映像作品を楽しみたいのに画質が粗くなるのは嫌なので、画質設定を高画質にしてみた。画質設定を上げ過ぎると読み込みが遅くなり動画が止まりやすいということは事前に調べていたが、それは再生中の動画に対する画質設定の話。アプリの設定での高画質ならどうなのかと思いやってみたら、動画にもよるのかもしれないが、読み込みに明らかに時間がかかることも、再生中に読み込みが追い付かなくなることも無く、高画質で動画が再生された。
高速通信時に比べると動画再生開始までの時間は1秒に満たないくらい長くなることがあるくらいで、これも使える。倍速再生も問題無かった。まだ試行回数が少ないので、今後も色んな条件で試してみたい。
Amazon Prime Video
事前の調べだと怪しげだった。
高画質設定にしてみたところ動画再生までの読み込み時間は、尺が23分のポケットモンスター第1話『ポケモン！きみにきめた！』は2～3秒程度、尺が90分の『映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史』は20秒程かかった。今のところ再生中は止まらなかった。
データ通信量
通信速度が最大1.5Mbpsに抑えられているだけあって、データ通信量は動画再生10分で0.1GBくらいのことが多かった。単純計算で、3日間10GB以内なら1日3時間動画を再生しても速度制限に引っ掛からないことになる。
最初の感想
mineoは格安SIMの中では基本データ容量の割に料金が高いものの、丁寧な説明書が一緒に送られてくる辺り親切で、格安SIM初心者に優しい設計をしていると思った。使っていないギガの譲り合いなどのサービスもあり、まだそこまではしていないが、これもやってみたくなった。
事前の調べでは「使えるっちゃ使える。メイン回線にするには少しばかし心許ない。」という感じの意見が多かった。実際に使ってみて「使えるっちゃ使える。メイン回線にするには少しばかり心許ない。」と思った。UQ mobileの4Gプランの節約モードのバースト通信を以ってしてもたまに引っ掛かりが生じるように読み込みが遅くなったり追い付かなくなったりすることはあったので、頭では分かっていたつもりの事ではある。
UQ mobileの4Gプランに戻りたい | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)
とっくの昔に色んな人が提唱しているように、基本料金0円で電話番号も高速通信も使える楽天モバイル、povo2.0との相互補完が効いていて相性が良い。
今後外出先での動画鑑賞を主な用途として、サブスマホとして色んな場所で使ってみたくなった。メインスマホの方は、SIMカードをUQ mobileに戻したいと、一層思うようになった。一番安い月1,628円のくりこしプランSを使おうと思う。いざとなったらpovo2.0の力を借りる。
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