サブスマホ用にmineoのパケット放題Plusを契約してみるも、自分の使い方がおかしいと判断して解約した。mineoはあくまでスマホライトユーザー、格安SIM初心者向けであると感じた理由と共に使用感を振り返ってみたい。mineoを検討している人の参考になれば嬉しい。
サブスマホ用に契約してみた
当ブログにて度々言及しているが、2022年5月現在、私がサブスマホとして使用しているのはXiaomi 11T。家の中でも外でも複数デバイスを使い分けられたら何かと便利だろうと踏んだ。メインSIMのデータ容量、メインスマホのバッテリーをテザリングで消耗したくないのでサブSIMを契約することにした。
サブスマホはメインスマホより多少雑に使えるので、複数回線契約という判断は間違っていなかったと思う。ただ、mineoでの最速1.5Mbpsの通信速度は私の異常な使い方には流石に追い付かない。
詳細は過去記事にて。
mineoパケット放題Plusの限界が見えた | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)
ahamoとmineoの残酷な比較 | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)
docomo回線SIMカードは返却する
mineoは回線をdocomo、au、SoftBankから好きに選択できる。この中でdocomo回線を使うSIMカードのみ、mineoに返却しなければならない。私が契約したのはまさにそのdocomo回線なので返却の義務がある。
といっても、いつまでに返却するようにとは知らされなかった。
しかも、調べてみたら返却しなかったからといって罰則があるわけでもないそうだ。とはいえ私にも良心の欠片くらいはあるので、ゴールデンウィークという時間に余裕のあるタイミングに、封筒に入れて指定の住所宛に、郵便局に預けて郵送をお願いした。返却期限を設けていないのはmineo側の配慮だと思った。
解約はホームページにて
マイページにログインして、画面の案内に従って解約。本当にこれだけだった。
本当に解約するのかの最終確認はあったが、思いとどまらせようとしているように感じられる言葉は特に無かった。SoftBankからUQ mobileに乗り換えた時、電話で「Y!mobileならPayPayに〇〇ポイント付与しますよ」みたいに言われたので、かなりあっさりしていると感じた。
パソコンで解約の手続きを済ませるや否や、mineoのSIMカードは早速無効になった。
mineoは格安SIM初心者向け
mineoパケット放題PlusのSIMが届いた | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)
過去記事でも触れているように、mineoは初心者に優しい親切設計をしている。今の私にとっては「プロファイルはどうするのか」みたいに最初から知りたい事が分かっているのでここまで丁寧な説明書は正直必要無いのだが、そうでもなかったかつての私にも読ませたいくらいの内容。
大手キャリア本ブランドの割高プランを卒業してから、この記事を書いた時点でまだ2年経ってないので、当時抱いた期待と不安は結構覚えている。安物買いの銭失いみたいな事になってしまわないか心配はあったし、ショップを頼れる保険はまだ欲しかった。今となっては特に無い。
大手キャリア本ブランドの割高プランを使っていた時、データ容量は月5GBとか7GBとかで少ないため外出先で不用意に動画再生とかはできなかった。それで月額8,000円以上払っていたなんて、今思えば馬鹿馬鹿しい。結局データ容量は毎月余っていたわけだし、それなら今のmineoのプランでも全然問題無い。当時は今のようにプランが充実していたわけではなかったが、考え方として持っておかなければならなかったと今は思う。
mineoはライトユーザー向け
mineoに限らず、格安SIM自体がライトユーザー向け。サブブランドのUQ mobile、Y!mobileはライト~ミドルユーザー向けといったところか。スマホでの通信はWi-Fiに接続できる環境下が中心なら、大容量は必要無い。且つショップで受けられるような各種サービスが無くても自分で対処できるくらいにはITリテラシーを身に付けていれば、頼んでもいない有料サービス盛り盛りも特に必要無い。
mineoはあくまで大手キャリアの回線を間借りしているので、どうしても本ブランドやサブブランドほどの通信速度が安定しない。通勤、退勤、昼休みなどの時間帯は特にそう。この影響を思いっ切り受けるような使い方をする人には向いていない。回線が混雑する時間帯でも連絡の確認程度にしか使わない、そういう割り切った使い方に向いているのだろう。その分料金が安くなるし、ガッツリ通信するならそれ相応の料金を支払うのは当然。
私の調べではmineoは格安SIMの中では料金が高い方ではあるものの通信が速い方でもある。それでも、最速1.5Mbps通信をOFFにしてもっと速度が出るはずの状態でも速度は満足とまでは言い難い。私はある程度以上の通信速度を求めていることが、こういうところで分かる。大手キャリア本ブランド品質で通信できるahamoやpovo2.0に相応のお金を支払うのは、社会的に当然の事なのだと認識できた。
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