AirPods Proのイヤーピースを変えた話

イヤホン

イヤホンの使い心地を左右する物の一つに、イヤーピースがある。AirPods Proのイヤーピースを純正からAZLA製に変えたら使い心地が一気に良くなったのでその変化と感想を綴る。

純正イヤーピースが痛かった

イヤーピースを別途購入した一番の理由はこれ。着けた時はまだしも、30分もすれば耳が圧迫されたような痛みが出て来る。おそらく、私の耳の形には合っていない。首を左右に向けるとイヤーピースと耳に隙間が生じ、折角の最強ノイズキャンセリングが遮音性の低下により活かせなくなる。これは勿体ない。

他のイヤホンを試しながらも、結局はiPhoneと相性の良いイヤホンはAirPods Proが一番だった。

音にも変化を感じる

購入したのはAZLA製のAirPods Pro用イヤーピース。着け心地は格段に良くなった。体温によって柔らかくなることで形が耳の穴に合うようになる物だ。最初は違和感があったものの、形が耳に合わせて変われば快適。形に癖が付くとすんなり耳に入れられる。

予想外だったのは、音の聴こえ方にも明らかな変化があったことだ。個人的な感覚で言うと、純正と比べ音が潤っている。純正だと乾燥しているように感じた。AirPods Proの音質は可もなく不可もなく、という感覚ではいたが、音が全体的に深い所から聴こえてくる感じになった。WF-1000XM3程ではないが、装着感、操作性、無線充電対応などトータルで考えるとこの組み合わせが最適解。

なお、耳垢が染み込むのか、色が黄ばんでいく。形が変わった状態を撮影して添付したいはしたいが、正直わざわざブログ記事を見に来てくれたような人にお見せできるものではない。

遮音性の重要さ

イヤーピース交換までは、遮音性についてあまり気にしていなかった。インナーイヤー型はそれこそ耳が痛くなるので好きではなく、ずっとカナル型を使ってきた。その時点で遮音性が上がるため、しっくり来る大きさのイヤーピースがあればそれで良かった。ところが、AirPods Proの付属イヤーピースはいずれも大きさがしっくり来ない。しかも固い。AirPods Proはとても軽いのは素晴らしいが、私にはイヤーピースがどうしても相性が合わなかった。イヤーピースによる着け心地、遮音性の良さが快適な利用に繋がる。

これに気付けたので、ある意味投資ができた。イヤーピースはイヤホンの評価を左右する大きな要素だ。

1つだけ気になる事

敢えて欠点を挙げる。自分の耳に合わせ形が変わった結果なのかもしれないが、歩く時の振動でイヤーピースの一部が耳から付いたり離れたりして位置がずれ、その度に「ペフッ」みたいな音がする。自分は効果音のセンスが絶望的に無いので、実際にどんな音か伝わる自信が無い。

純正のイヤーピースなら歩く時の振動が耳の中でこだまする現象すら感じない。これは他のイヤホン、及びイヤーピースでは体験したことが無い。

今後のイヤホン選び

今後イヤホンを新しく買い替える可能性は全然ある。現に、WF-1000XM3、Soundcore Liberty Air 2 Proも所有している。どれもそれぞれ良さがある。

操作性、軽さ、大きさ、無線充電、ノイズキャンセリングの強さ、遮音性、デザインなど、値段と音質以外にも選ぶ基準になる要素が多い。最近の完全ワイヤレスイヤホンの進化は目を張るものがある。安物買いの銭失いになるような選択さえしなければ、買って後悔することは少ないのではないかとさえ思っている。

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