財布とキーケースのバランス

生活

自分の持ち物を見直してみて、財布を分けていることがバランス悪く思えてきた。鍵を入れられる財布も探してはいるが、惜しい物ばかり。なので財布を分けることとまとめることについて、メリットデメリットを考え直してみたい。

自分の現状

サムネ画像にあるのは、今私が使っている財布とキーケース。よく使うカード類はカードケースに、現金とたまに使うカードは長財布に分けている。鍵は鍵で、キーケースにまとめている。お金と鍵のために持ち歩く入れ物が3つある状態だ。

これなら財布を分けずに長財布にまとめようと考える人が多いと思うが、私はSECRIDが気に入り過ぎて、別の財布を持つことになってでもSECRIDで日々の会計をしたい。

SECRIDでキャッシュレス生活 | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)

仮に現在SECRIDに入れているカードを他の財布に移すことを決めたとしても、サブバンクのキャッシュカードなど、たまに使うカードを入れることに使いたい。それくらい気に入ってしまった。

乗り換え第一候補は、上記過去記事でチラっと触れたアブラサスの薄い財布。交通系ICカードを入れる場所はあるので、よく使うカードと現金を一緒にまとめることはできる。

鍵も入れられる財布という物のあるにはあるが、私が求める性能を満たした物を未だ見付けられていない。なので財布を変えた方が良いだろうと思っている。減らして構わない荷物は減らしたい。

財布を分けるメリット

財布を分ける生活を実際に1年近くやってみて、気付いた事はいくつかある。

ポケットがスッキリする

ズボンやブレザー、ジャケットのポケットに物を入れる習慣が無い人にとってはメリットになっていない。このメリットは男性向けの話かもしれない。なのでその習慣を前提にメリットを話す。

長財布は、ポケットに入れるには大きい。折りたたむ財布は、私が検討しているアブラサスの薄い財布やかつて使っていたBellroyのNote Sleeveみたいに薄くないと、ポケットの膨らみが目立ってダサい。でもズボンの前ポケットやブレザーの内ポケットに入れられれば出し入れしやすくて便利。

日常の会計はクレジットカードをメインにするようなキャッシュレス派にとって、そのバランスを取れる選択肢になっているのがSECRID。実際、長財布や薄くない折り畳み財布と比べポケットの中のスッキリ感が全然違う。最低限の物だけ持って家のすぐ近くに外出する時の荷物の少なさにも繋がる。

現金やたまに使うカードはたまにしか使わないので基本的に鞄の中に入れたまま。たまに発生する、鞄から取り出す面倒はあるが、感覚的にメリットの方が大きい。

レジで素早く支払いできる

SECRIDに限らず、目的のカードをすぐ取り出せるカードケースをすぐ取り出せる状態を整えておくと、レジでの会計が本当に速くなる。

私は大学生の時、レジ打ちのアルバイトをしていたのだが、レジ視点で一番助かったお客さんは、買う物が少なく、素早く会計を済ませ、会計後すぐカウンターや店外に移動してくれる人。お互い波風を立てるような要素を特に感じない時が一番気楽だった。なので自分もそういう客でありたいと思うようになった。

原因がレジ打ちであれ客であれ、会計に時間が掛かってしまうのは、後ろで並んでいる他の客への迷惑に繋がる。実際、レジに並ぶ客が多い時に「待ってんだよ!オイ誰かいねえのかよ!?」と、割り込んでまで店員に怒鳴り散らすような人まで、私がレジを一旦離れなければいけなかった(理由は忘れた)タイミングで見たことがある。原因が自分以外の外的要因なら仕方ないことではあるが、せめて自分が原因を作らないようにはしたい。自分がスムーズな会計のための動きをすれば、誤解を恐れず言うと、責められる謂れが無くなる。

SECRIDはよく使うカードをアルミケースに一番上か一番下かに予め入れておけば、手に持ってレバーを引くだけですぐ目的のカードを摘んで取り出せる。人間の悪い所が見えやすいレジ打ちの経験上、このメリットは自分のためだけでなく人のためにも、かなり大きい。基本的にクレジットカードやFelicaで支払いできる店を優先して選ぶように、自然となっていった。人が多い時間帯は特に。

財布を分けるデメリット

これも実際に感じている

荷物が増える

プライベートの外出にしても面接に向かうにしても、そしてこれから待ち受ける通勤にしても、荷物が増えてしまう。

一番問題であると予想するのは、現金が必要な時に現金が入った財布を忘れてしまう可能性があること。まとめていれば、サ〇エさんみたいに財布を忘れさえしなければそれは起きない。

また、転職活動開始前に今後の通勤用にもなる鞄を購入した。それまで使っていたものより一回り小さい。なのでたまにしか使わない長財布が鞄の中で存在感を主張しているような状態ができてしまった。今後これが週5で発生することをどれだけ許容できるかは不明。ただ面接の日の移動中や面接会場などで鞄に物を出し入れする時、気になった。

ポケットがより膨らむ

財布が小さいとか薄いとかいっても、ポケットに入れた時の膨らみは結局生じる。SECRIDやNote Sleeveは膨らみを目立たせずに済むが、それでも膨らんでいるのは目に見えて確認できる。

現金もカードも1つの財布にまとめるとポケットに入れた時の膨らみが目立ちやすいだけではなく、鞄に入れている時も出し入れがしにくくなるデメリットは考えられる。それを避けるなら、2つ折りの薄型くらいしか選択肢が無くなる。

財布そのものの出し入れに時間が掛かってしまっては、それこそ私がなりたくない客に私自身がなってしまう可能性を上げてしまう。なので、カードも現金も入れてもまだ薄い、アブラサスの薄い財布のような財布は候補に挙がる。

鍵はキーケース?財布?

今使っている長財布に鍵を入れていたことが、一時あった。それを想定して長財布を買った。だが、鞄から財布を出して鍵を出す、鍵を財布にしまって財布を鞄にしまう、という具合にいちいち一手間増えるのは、やってみたら地味に面倒だった。持ち歩く入れ物が増えても、鍵は財布に入れるよりキーケースにしまう方が、私の感覚には合っていると感じた。

SECRIDを使い続ける場合、2つ折りで紙幣も硬貨も鍵も入れられるような財布が選択肢になるとは思う。普段はキーケースとして使って、たまに現金を使う時に使う、そんな感じ。だが、自転車に乗るのでブラブラさせる物が増えて重くもなるのは不安。鍵は自転車用だけ出し入れできるようにして、家の鍵はキーケースのフックに付ける。それでいて現金も入れられて大きさもちょうどいい。そんな都合の良い物、どう見付けるのか。

求める条件を満たすような物が見付かればそれを使いたいが、鍵はキーケースに入れるのが現状の最適解といえば最適解。

まとめ

現状最も考えられるのは、財布はSECRIDに入れているカードと長財布に入れている現金をアブラサスの薄い財布に移し替えること。

SECRIDの使い勝手の良さというメリットは私の感覚では大きく、アブラサスの薄い財布だとメリットの最大値が下がってしまう恐れはある。だが自分の荷物を全体的に考えると、アブラサスの薄い財布にカードも現金もまとめて入れるのが一番バランスが整う気がしている。カード入れのスペースが不安なら、輪ゴムを滑り止めとして使うとか、工夫できる事はある。

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