消毒液は今も至るところで見かける。トイレに石鹸が無い状態を最後に見たのはいつか思い出せないくらい、手洗い、消毒が一層日常に根付いた今、個人で消毒液を持ち歩いている人はいるだろう。石鹸はどうだろうか?ふと疑問に思った。鞄やポーチの中身を決める参考になれば嬉しい。
持ち歩く石鹸とは?
サムネの写真は一例。薄いシートを水で溶かすと石鹸として使える。ある日の買い物中たまたま視界に入り、何となく買った。値段は覚えていない。
外出先でトイレの石鹸が無くなっている、そもそも置いてない、そんな状況を何度か経験しては忘れてきたのだが、ここ2年ほどはそうもいかなくなった。そんな中、持ち歩ける石鹸を見付けた。
ところが、手洗いや消毒が強く習慣付けられた今、一度も出番が訪れていない。トイレに石鹸が無い、店の出入り口に消毒液が無い、なんて状況はまるで見ない。その結果、持ち歩ける石鹸の出番はコロナ禍で逆に無い。一応ポーチに入れてはいるが、変化した事は1つも無い。
コロナ禍での生活のために買ったはずが一度も出番が無いのだが、見方を変えればそれだけ手洗いや消毒をできる場所が多いということ。正直助かるし、別に悲観するような事とは思わない。
消毒液の方がまだ出番がある
マツキヨで携帯用消毒スプレーを発見し即購入。マツキヨ以外でも買える。
出番はここ2年ほどで数回程度しか記憶に無いが、石鹸よりは持ち歩く優先度が高いと感じる。
石鹸を使う時、水もセットで使う。私が知らないだけで水を使わない石鹸があるのかもしれないが、洗い流せる方が衛生的だろう。消毒液は水が無い場所でも単体で使えるし、私が購入したようなスプレー式のものなら広い範囲に効率よく消毒可能。自分で使う分にも他の人に使う分にも手軽。しかも私が購入したものは保湿効果も兼ねているそうだ。
消毒液を至る所で使える今、個人で持ち歩いても出番は逆になかなか無い。ただ、いつでも消毒できる準備くらいは常にしておきたい。
床や地面にマスクを落としてしまった時にそのマスクを消毒することもできる。と言ってはみたものの、鞄の中に予備用マスクを数枚常備している。
持ち歩かないことを決める理由はあるか
表現の仕方が大袈裟かもしれないが、持ち歩かないことを決める理由というのは特に無いのではないかと思っている。少なくとも今はまだ、優先順位が高い事をするために使う道具なので、持っておくことのデメリットは特に無いはずだ。
目薬の容器より1周り大きい程度の大きさで、値段としても200~300円程度で買える物はある。荷物が増えはするが、私は荷物に感じたことは一度も無い。それどころか、存在を忘れることまである。この記事を自分で文章を考えて書いたことで、いつでも存在を思い出せる状態を強化しているつもり。
石鹸を使うことも、消毒することも、マスクを交換することも、いつでもできる状態を整えておきたい。私の感覚としては、それで安心感に繋がる。
2年間持ち歩いて一度も出番が無いとはいえ、このご時世で敢えて持ち歩かない選択をするような理由というのは無いのだ。
望ましいのは手洗い+消毒
結局こういう話に行き着く。
店なら出入口に消毒液があることが多いし、店のトイレには石鹸もあるはず。どちらもあればそれが一番だが、どちらか、または両方が切れてしまう場合が無いわけではない。また、外出先とは必ずしも建物の中とは限らない。
そもそも手洗いや消毒というのはコロナ禍でなくとも、衛生面で重要。「コロナが落ち着く」とはいつを指す言葉なのか未だに不明だが、もしその時が来ても衛生面の重要さは変わらない。石鹸と消毒液を持ち歩く習慣が身に付いたので、この先も自然と続けることになりそう。
コロナ禍前の私は、食事前や帰宅後、トイレの後などの手洗いはもともと欠かさず行っていたが、消毒までは病院でもなければしていなかった記憶がある。
個々のリスク管理
発生を自分ではコントロールできない、起きたら困る、そんな事に対する備えをすることがリスク管理。
あちこちに消毒液がある景色は最早見慣れてしまったが、タダで存在する物ではない。買い物をしてもしなくても使わせて貰えるのは、義務の側面もあるが、おかげでいくらお金を使わずに消毒できたか、算出できるものならしてみたい。
設置しないといけない側面があるとはいえ、あって当たり前と思ってはいけない。感染拡大対策として店や国が色々定めているが、結局個々人の意識と行動の積み重ねだと、パンデミック初期からずっと思っている。消毒液や石鹸を鞄の中のポーチに入れて持ち運ぶのは、その一環。
コメント