爪を整える時間

雑談

時間を使って色んな行動をすることは大事だが、心が落ち着く時間もまた重要である。私のブログを読んでくれるほど心優しい皆さんにとっての落ち着く時間は何だろうか?今の私にとっては、ヤスリで爪を整える時間だ。1日2日に一回はやらないと爪が伸びすぎるためやらざるを得ないと言えばそうではあるが、いつの間にか落ち着く時間になっていた。

きっかけ

今思えば一番大きなきっかけは、左手人差し指の二枚爪だった。大学卒業が迫った頃から3年近く悩んでいたが、買い物中たまたま視界に入ったガラス製爪ヤスリを購入して使ってみたことをきっかけに、治った。爪で嫌な思いをしたくなくて爪を整えるのに時間がかかっていたことから解放された。

治ってから調べてみたところ、原因は爪切りを使っていたことにあったらしい。爪切りで爪を切ると、爪に振動がかかるだけではなく、切る直前に爪が手の内側方向に曲がる。その積み重ねが二枚爪に繋がるそうだ。ヤスリだと、力を入れすぎなければではあるが、爪にかかる負担が大きく減る。

細かい調整

爪切りを使うと刃の影になり死角になる部分があるが、ヤスリはそれが殆ど無い。故に、使用中の調整がしやすい。

優しく、控えめな加減で爪を削り、形を整えるために削れる箇所があれば削る。これを繰り返すことで爪の形が整う。ヤスリの目と爪が直接触れるのを視覚情報として確認できるのは、やってみると快適だった。もう爪切りを爪に使いたくなくなった。

深爪注意

私は両手の薬指の爪がやけに深いため、その2本には特に時間がかかる。爪が深くて短いと指先での作業ややりづらくなるうえ、ケガの可能性まである。

逆に、左手の親指と両手の人差し指は爪が浅い。指先と爪の間には溝ができるが、その3本は爪のピンクの部分が指先を飛び出す。爪が長く見えやすいが、実際には白い部分が0.5~1ミリ程度見えるようにしている点は他の指と同じだ。長く見えるからと短くしようとし過ぎると結局深爪になってしまう。

ヤスリは爪切りより微調整が効くため、深爪を防ぎやすいと思っている。

効果を感じる時

パソコンでキーボード入力をしている時は、指先がスッキリしているのを感じられる。爪で覆われていた肌の柔らかい部分が何かに優しく当たっている時の感触は好きだ。これもこれで落ち着く。爪が長く伸びてしまったのを短く整えた直後は特に変化を感じる。この記事を書いている時もそうだ。この感触を得る回数を増やしたくて文字数を増やしているまである。

整えた爪のイメージ

物凄く個人的な感覚の話をする。

私が爪を整えた手は、打者の手元でスプリットチェンジを鋭く落とし空振りを奪う右の先発投手のイメージだ。特に薬指。私と同じ野球好きの人に対してでもこの感覚が伝わる気は一切しない。なぜこのような感覚が自分にあるのか、自分でも分からない。

確かにスプリットチェンジは中指と薬指でボールを切るように放して横回転をかける球種なので、薬指に対しそのイメージが湧く理由はあるにはある。だがなぜこのイメージが強くなったのだろう?パラシュートチェンジよりもスプリットチェンジのイメージだ。パラシュートチェンジも薬指を縫い目に掛けて投げる球種なのに。

打者だったら右のイメージだ。私自身は昔やってた草野球やソフトボールでは右投げ左打ちなのに。

読者の方にこの感覚が伝わる気がしない。それでも、書かないと落ち着かないくらい、これが一番言いたかった。

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