無線充電を使わなくなった話

イヤホン

かつて当ブログで推していた無線充電をしなくなった。結局有線充電に戻った。少なくともスマホにはもう無線充電しないと思うので(イヤホンにはするかも)、その理由を綴ってみる。

以前は無線充電推し

スマホ無線充電のメリット・デメリット | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)

この記事を書いている私はかつて無線充電はメリットの方が大きいのでオススメ、と考えていた。ところが、有線の急速充電を体験し、考え方が変わった。

OPPO Find X3 Proの急速充電に感動を覚えた話 | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)

充電しながら放電するのはバッテリーを傷める。リチウムイオン電池は劣化はしても復活はしない。なので充電中にスマホを使わないようにしている。

充電するタイミングが夜寝る時ならまだしも、日中に充電したくなる時だってある。充電が減ってきた時に、外出する用事が出来る場合も、無くは無い。そういう時に無線充電をすると、短いと数分なので残量が殆ど増えない。

OPPO Find X3 Proの付属のケーブルと充電器による急速充電は、残量が100%に近づくと遅くなるが無線充電より遥かに速い。バッテリー容量が、その前に使っていたiPhoneSE2は1,820mAh、OPPO Find X3 Proは4,500mAhという違いもあるのだろうが、同じ無線充電器を使っても充電が遅くなった。

しかも、有線充電だと本体が熱くなりにくい。全く発熱しないというわけではないが、無線充電をするとスマホでもイヤホンでも、本体がほんのり温かくなる。部屋の気温によっては下手すると熱い。CPUもバッテリーも熱は大敵。無線充電を使う生活を1年くらい続けたことが、iPhoneSE2の動きが悪くなった原因だったのではないかと、今にして思う。

連絡に使うメインのスマホの動きが悪いのはとても困る。

ちょっとした手間で時間短縮

本体を手に取り、持ち上げ、ケーブルの抜き差しをする。このちょっとした手間を省けるのが無線充電だが、デメリットは先述の通り。有線充電の手間はそれを防ぐ意味もあることに気付いた。

バッテリーや動作の劣化はいずれ起きるので避けられないが、それを緩やかにできる。劣化が早まったことで買い換えや交換まで早まったり、売って買い替えの原資にしようにも劣化した状態では買取価格が下がる理由になる。有線充電の手間をデメリットとしても、それは未来への備えと言える。

どうせ有線充電している

メインイヤホンWF-1000XM3、サブスマホXiaomi 11T、iPad Air 4、Nintendo Switch本体及びProコントローラー、そしてこの記事を書いている時にも使っているノートPC、日常的に使うこれらいずれも有線でしか充電できない。

いくら有線充電のデメリットを謳って無線充電のメリットを謳ったところで、どうせ有線充電を行っている。それでもそれらの機器を毎日のように使っている。有線充電が嫌だから使いたくない、なんてことは一度も思ったことが無い。つまりそういう事だ。外出先でモバイルバッテリーで無線充電をしたこともあるが、遅いので結局有線で充電した。そういう事だ。

メインのスマホとイヤホンはよく使う分充電回数も増えるので、メリットに感じていたところがあるかもしれない。

無線充電は素晴らしい文明

ここまで無線充電をあまり良く言っていないが別に貶すつもりは無い。記事を書くネタになったのもあるが、無線充電という技術が生まれたのは素晴らしい。

充電の遅さ、発熱のしやすさによるバッテリーの劣化しやすさといった課題はあるが、使ってみて未来を感じた。こんな便利な物があるのだと知れた。

この記事を書きながら、私が無線充電に感じていた一番のメリットは何だったのか分かった。初めて無線充電を使ってみたスマホはiPhoneSE2、つまりLightningケーブルを使わずに済んだことがメリットだった。Type-Cはよ。

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