朝型が正義という風潮

雑談

私は小さい頃から早寝早起きが苦手だ。なのに人間社会は朝方に照準を合わせ過ぎ。愚痴を言いたくもなる。

自分は多分夜型

診断を受けたとかではなく、今までを振り返っての推測。早寝早起きは一時的にはできても結局続かない。続けようと無理をした時点で起きている時間のパフォーマンス低下はどうしても起きてしまう。意識してどうにかなる話ではない。意識してどうにかしようとしても週末に寝貯めするように昼過ぎまで寝るのがオチだ。不健全。

起きられないから眠れないのか、眠れないから起きられないのか。私の場合は明らかに後者。原因は必ず結果より先に発生する。眠れない原因でよくある事は、寝たくても色んな考えが頭を堂々巡りしてしまうこと。言い出したらキリが無いので詳細は書かないが、これを意図的に防いだり落ち着かせたりする方法があるなら是非知りたい。

不眠症の診断を受けたわけではない(そもそも診察を受けていないので診断されようが無い)が、もし不眠症だと診断されても驚かない自信がある。そんな自信持たなくていい。

夜型は悪い事ばかりではない

自称夜型人間の自分を正当化するつもりで書く。

夜寝たくても眠れない気分をせめて紛らわせようとする中で、私は深夜ラジオに出会った。23歳の時だ。それまでは深夜コンテンツはインターネットで配信されているのを見付けた深夜アニメを何作品か見たことがあるくらいで(もしかしたら無断転載を見ていたかも)、深夜ラジオは存在を何となく知っている程度だった。眠れないある土曜の夜、スマホアプリのradikoを起動し放送されている番組を見てみたところ、「オードリーのオールナイトニッポン」が目に付いた。その日の内容は全く覚えていない。いつまでもCMに入らない長いトークを聞いているうちに寝落ちした。楽しみが増え、今も毎週聞いている。深夜ラジオ経由でTwitterで繋がった人も少なくない。

そうは言ってもみても、どこまで素直に喜んでいいものか、とも心のどこかで思っている。

夜型に辛い事

やはり早起きが大きな負担になる。自分の中の自然なリズムを大きく崩すのはストレスだ。通勤や通学の時間が長いと、そのためだけに睡眠時間を短くしつつずらさないといけない。1回や2回ならまだしも、これが週5。こういう負担の積み重ねがメンタル不調にさえ繋がる。早起きが苦手で寝坊遅刻が心配なら尚更通勤・通学の時間が短く済む所に引っ越した方が良いだろう。移動時間と睡眠時間、人生においてどちらが大事かなんて考える事ですらない。

朝型で早起きを負担に感じない人にはなかなか理解してもらえないと思う。

体に大きな負担を掛けて無理に朝型行動をして、それで日中のパフォーマンスが低いとそれを必要以上に悪く言う人もいる。自分ができるからって天狗になるな、と言いたい。

対処方法ならある

いわゆる夜の仕事だったり、フレックスタイム制の会社に就職だったり、独立したり、手の打ちようが無いわけではない。ただし多くの人と生活リズムがずれるところもあるだろう。また、会社員だろうと個人事業主だろうと仕事は相手があって成り立つので、全てを完全に自分基準のペースにはできない。

やはりどこかに許容範囲を設ける必要がある。実際にやってみて、どこまでなら日々対応できるか、どこ以上だと負担が大きすぎて続かないか、模索する中で自分の答えが見つかるはず。そうやって自分と相手とのバランスを取ることで、本当に集中する事に集中しやすくなる。時間の使い方をどうするかというのはただの手段。それが目的ではない。無理な時間の使い方は力の入れ処を間違えるだけでなく、時間を管理しているのではなく時間に管理されているに過ぎない。お互い損はしても何の得もしない。

まとめ

自分を知ったうえで行動する。言うは易く行うは難し、なのは承知しているが結局こうするしかないと思っている。

自分は夜型だと開き直って夕方以降の時間を仕事の中心にする、という決断が将来必要になるかもしれない。

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