手帳型スマホケースの是非

スマホ

手帳型スマホケース、使っていてメリットもデメリットも感じるが、本当にメリットらしいメリットを受けられるのには条件があることに気付いた。

デメリット

価値観を否定するつもりは毛頭無いことを事前に言及しておく。

毎回一手間増える

スマホは1日に何度もロック解除する。使い終わったら画面ロックもする。その前後に毎回、開閉作業を行うことになるのだが、これが気になる時は地味に気になり、じわじわと面倒臭さが積み重なる。

1回なら全然大したこと無いし1日何回開閉しているか数えたことが無い(数えることを忘れる自信がある)のだが、一体何回手間が増えているのだろうと思う。

このような考え方をしている私に、折り畳みスマホはきっと合わない。

厚みが増す

スマホ本体の裏も表も覆われるため、ポケットや鞄の中での物理的存在感が増す。手帳型を使った後に手帳型でないケースをズボンのポケットに入れると、随分スッキリして感じる。

どうしても感覚的な話になってしまうが、両方経験した人には分かると思う。まるでスマホが薄くなったかのように感じられる。

このような考え方をしている私に、折り畳みスマホはきっと合わない。(2回目)

結局フィルムがあって欲しい

この記事のサムネ画像を見て「埃まみれで汚い」と思った方もいるだろう。言い訳ではなく、伝えたい事を伝えやすくするため敢えて綺麗にしないで撮影した。

手帳型はケースが画面を守ってくれるが、閉じている時に画面触れる表紙裏側にも塵や埃は溜まる。いかにGorilla Glass 6といえど全く傷が付かないわけではない。ひっかき傷だって付く時は付く。固くて細かい塵が手帳型ケース表紙裏に付いてしまうと、フィルムが無いと結局画面に直接傷が入る可能性は発生する。閉じている時は塵が押さえつけられる形になるため、結局画面にフィルムを貼ってないと画面に直接傷が入る原因を取り除けない。フィルムを貼っていても衝撃が強ければ傷や割れは出てしまうが。

写真撮影しにくい

ブログ画像のために写真撮影をすることがあり、管理しやすさのためにスマホで撮影している。たまにiPad。スマホを両手で持って、本体を横向き且つカメラを被写体に真っ直ぐ向ける時はまだいいが、撮影状況が常にそうとは限らない。

左手に被写体を持ち右手にスマホを持つ、という状況だと手帳型の表紙部分がブラブラして、下手すると画角に入って来て邪魔。被写体が真下にある状況も同様。これまで何とかそれで撮影できているが、それは部屋の中で撮影しているから何とかなっているだけだと思っている。

外出先でよく撮影するようになるとこのデメリットは尚更色濃くなるだろう。

メリット

デメリットの方を先に述べたことに深い意味は無い。

安心感

結局これだろう。

服のポケットに入れていても、鞄に適当に入れていても、閉じた状態なら地面に落としてしまっても、スマホ全体への防御力は使用中以外は高い。

とはいえ強化ガラス保護フィルムという、指紋認証が画面内でなければとても心強い味方がいる。こう書けば勘の悪い人でも気付いただろうか。強化ガラス保護フィルムを貼りたいけどそれができなかったり交換条件が厳しかったりして、でも画面を保護はしたい、そういう私のような人こそ、手帳型スマホケースで画面保護のメリットを享受できる。

物理指紋認証搭載スマホに強化ガラス保護フィルムを貼っている人が、画面保護のために手帳型スマホケースを使うのは目的に対し手段が大袈裟になっていると言える。それが心地よい人はそうすればいいと思うが、個人的にはそこまでしなくても安心感は足りる。

カード入れ

ケース次第ではあるが一応触れておく。かく言う私もかつて手帳型スマホケースに学生証や定期券を入れていた。当時はそれが一番便利だと思っていたが、社会人になってからモバイルSuicaやSECRIDという財布を使い、考え方が変わった。

モバイルSuicaを約1年使った感想 | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)

SECRIDでSuicaを使う | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)

カード入れが本当にメリットになる人は、財布をなるべく出し入れしない生活をしたい人だろう。SECRIDはかざすカードを入れる場所が2箇所あるので、そこに定期券、学生証、入館証などを入れて使える。裏表を間違えないよう注意。モバイルSuicaを使っている人なら定期券入れ用に場所を取らないため、足りるはずだ。

クレジットカードがスマホの近くに常にある状態というのは個人的に心地よいとはとても感じられないので、私は分ける。手帳型スマホケースのカード入れとSECRID、どちらがよりメリットが大きく感じられるかの違いはおそらくそこ。

手帳型スマホケースを使わずに済む方法

ここからの内容は上記と一部重複するが、分かりやすくするため今一度まとめる。

物理指紋認証&強化ガラス保護フィルム

結論から言うレベルでここに行き着く。

TPUフィルムより強化ガラス保護フィルムの方が傷付きにくい分クッションとしての防御力が高い。画面内指紋認証より物理指紋認証の方が速くて安定している。この組み合わせは私がiPhone7、iPhoneSE2でやっていた事だが、画面内指紋認証搭載スマホをメインに使ってみたことでこの組み合わせがどれだけメリットが大きいか実感した。

市民権

iPhoneを使っていた頃は逆に分かっていなかった。市民権の強いスマホはフィルム、ケースなどの周辺アクセサリーを、店頭でもECサイトでも見付けやすい。在庫も優先的に確保されやすい。アクセサリーを付ける対象の市民権が強いからだ。

メーカーからしても、どうせ作るならユーザーの多い機種用の物を作るのが一番供給過多(在庫を抱え過ぎる)を防げるのだろう。物の適正価格は需要と供給のバランスに依存するため、折角作った物が大した価格で売れない、高い値段設定しても買う人が少ない、赤字に直結するそのリスクは避けられるなら避けたいだろう。

店頭で買ったフィルムをその店で貼って貰えるなら、私のようにフィルムを貼るのが上手くない人にはそれが一番。選択を間違えなければ、見た目と使い勝手と安心感を求める水準に確実に到達させられる。私が見た限り、店で買ったフィルムを貼って貰えるAndroidはGalaxy、Xperia、Pixel、AQUOS、arrows辺りだ。要確認。

私が使っているOPPO Find X3 Proはかなり完成度の高いスマホだが、市民権がまだまだ弱いと言わざるを得ない。スマホ選びはあまり逆張りしない方が良いのかもしれない。

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