完全ワイヤレスイヤホンに無線充電は必要か

イヤホン

結論から言えば、個人的には必要だと思っている。無線充電があるか無いかによる使い勝手の差は、スマホより大きい気がしている。

ケーブルの抜き差し

ケーブルを抜き差しする手間が省けるのは勿論メリットだ。完全ワイヤレスイヤホンの場合、本体をケースにしまって充電するが、ケースはスマホより小さい。小さなケースに抜き差しするためにケーブルが長いのは場所を取られるし、かといってケースが短いと自分の姿勢がやや窮屈になる。個人的にはこれは煩わしい。

手でスッポリ握れるくらい小さいが故に、ケーブルを差す穴の位置を探す手間も発生してしまう。ネックバンド型のワイヤレスイヤホンを使ったことのある方なら分かると思う。

充電速度

有線充電は無線充電に比べ充電が速いが、よく考えてみて欲しい。スマホやモバイルバッテリーはまだしも、イヤホンに対し充電速度はそこまで必要なのか。実際、私はAirPods ProやSoudcore Liberty Air 2 Proを移動中や昼休み中に使っているが、3時間以上使った日でも、無線充電の速度が7.5Wでも30分程あればケース・本体共に満充電になる。食事や入浴の時間に充電していれば充分なのだ。

無線充電のデメリットの1つは本体がほんのり熱くなることでバッテリー劣化を早める可能性があることだが、無線充電をする時間が短ければ本体が熱くなる時間も短く済む。

定位置

以前記事で書いた通り、無線充電のメリットの1つは物の定位置が決まることだ。

スマホ無線充電のメリット・デメリット | C.リスタルのブログ (talblo-writing.com)

完全ワイヤレスイヤホンはケースを含めてもスマホより小さい分、単純に考えてスマホより無くしやすい。やはり定位置を決めてその場所に戻す習慣を付ければ、無くす可能性はかなり減らせるはずだ。

また、充電忘れを防げる。有線イヤホンと違ってワイヤレスイヤホンは充電が必要だ。ワイヤレスイヤホンを使い始めた人にとっては充電する物が増えるわけだから、それまでの習慣でスマホは充電してもイヤホンのことは忘れてしまうことは考えられる。

完全ワイヤレスイヤホンはケースでも本体の充電ができるため、2~3日程度なら充電を忘れても使える。

充電まで完全ワイヤレス実現

これは好みの問題かもしれないが、イヤホンを使う時も、取り出す時も、しまう時も、充電する時も、全てでケーブルから解放される。これこそ完全ワイヤレス、という感じがする。

かく言う私は、かつてはワイヤレスイヤホンの有効性を疑問に思い、有線のイヤホンしか使っていなかった。試しにネックバンド型のイヤホンを買ってみたところ、スマホをポケットや鞄に入れてもケーブルが邪魔をしないのが思った以上に快適だった。イヤホン装着時にイヤホンのケーブルが何かに当たった振動音が耳に伝わるが、それが大幅に減る。完全ワイヤレスだともっと減り、電車やバスの中、食事中でも邪魔にならない。

充電までワイヤレスになれば、同梱されているであろうケーブルを取り出す必要すら無く、捨てることだってできる。

配線が視界から消えるスッキリ感は、知ってしまうと馬鹿にできない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました