仕事道具にはある程度お金をかけよう

タイトルが記事の結論になっているが、これは強く感じている。仕事道具選びをしている人、職場のパソコンやネットワークに不満を持つ人にとっての参考になればと思う。

安物買いの銭失い

節約に見せかけた罠と言えばやはり、安物買いの銭失い。貧乏な人が自分で自分を余計貧乏にしてしまうのはこれが多いらしい。安いから買ったものの結局使わない、すぐ壊れる、物足りない、こうやって買い替えを繰り返すくらいなら高くてもしっかりした物を買う方が結局お金を有効に使える。その積み重ねの差が金持ちと貧乏を分ける。買い替えを繰り返すということは買い物に使う時間もそれだけ増える。その時間があれば仕事や勉強を進めることだってできる。

仕事で使うパソコンはかなり分かりやすい例ではないだろうか。中古で見るからに年数が経過していて、何より性能が低いと、処理一つひとつに時間がかかる。例え一回あたり10~20秒程度の差だろうとそれが1日に何回、何十回、何百回と積み重なる。日数が増えればその分その時間の差が大きくなる。つい最近まで私が会社に同意も無しに一方的強制的に無理矢理嫌々長々と使わされていた1円の価値も無いゴミの中のガラクタ以下のパソコンと呼ぶに値しないストレス量産時間泥棒暗黒物質は、一日に何度も1~2分以上、読み込みに時間がかかり(応答なし)の表示がされた。下手すると再起動しないと表示が正常にならない現象が一日に複数回発生し、その時間は百害あって一利なし。その時間にも給料は発生している。なのに何も進まないのは実質赤字。会社がお金の使い方下手というか間違え過ぎなのマジで改善して欲しい。愚痴。

金で時間を買う

会社員にせよ公務員にせよ個人事業主にせよ、働くということは仕事にそれだけ時間を使っている。何をするにも時間が必要だ。人生で時間の経過だけは必ず平等だ。重要な事をする時間、楽しむ時間、休む時間、どれもバランス次第ではあるが欠けてはいけない。それらの時間は、自分の意志と行動が一致していてこそ充実する。重要な仕事を進めたいのにパソコンが遅くて進まない、プライベートの大事な時間を過ごしたいのに通勤に時間を奪われできる事が減る。そのような時間の過ごし方は非常に質が低い。質の高い時間と低い時間、1回の差は小さくてもそれが積み重なる。まして社会人にもなるとほとんどの人は仕事をする日の方が多いためその影響は塵も積もれば山となる。

時間短縮のために高価な機械を買うのは初期費用が高く付くが、これは時間短縮の積み重ねで元が取れる。単純な例で時給が1000円の人が、10万円で今より性能が高いパソコンを仕事用に購入したとする。処理にかかる時間短縮が1日辺り10分とする。1000円分の時間が増えるのに6日かかる。600日で10万円分の時間が増える。1年間の勤務日数が240日なら2年半。6000分は100時間で、10万円の先行投資が8時間勤務12.5回分の時間を生む。ペース的には中小企業の大卒初任給くらいだ。10万円クラスのパソコンなら数年間の使用に耐えられるので、その先は時間が実質的にどんどん増え、その分生産性が上がる。金が時間を生み時間が金を生む。

この考え方は時短家電も同様で、増えた時間で勉強や副業をしている方が時間の効率が高い。そんな金無い、とか言う前に、固定費を削減するとかしてお金を貯めれば、可能性は生まれる。

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