スマホ無線充電のメリット・デメリット

スマホ

私はスマホの充電は基本的に無線充電を利用している。これまた約1年使ってみて思った事を述べる。無線充電に興味のある人、使っていて薄々感付いている人の今後のスマホ選択・利用の助けになればと思う。

手間が省ける

充電のためにケーブルを抜き差しするのは、1回辺りは大して手間に感じない人が多いと思う。かく言う自分もそうだった。初めて所有した無線充電対応機器がiPhoneSE2だったので、試しに無線充電器を購入してみた。何が楽かって、片手のひと手間で充電を開始も終了もできること。スマホを置く、持ち上げる、これだけだ。ケーブルの抜き差しという手間が省けて、しかもこれが充電の度に積み重なる。抜き差しを1日1回ずつ行っていたなら、年間通して730回もの手間が省けたことになる。こう考えると、ちょっとした事の積み重ねは馬鹿にならない。年間730回分を省ける仕組みを作れるのだ。

立てかけるタイプがお勧め

言いたい事を先に言うと、このサイトのイメージ画像のようにスマホ本体を立てかけるタイプの充電器がお勧めだ。

平置きタイプもあるが、スマホを置く時に位置を前後左右に調整しないといけない。ただ置けば充電されるわけではない。充電器の中にはコイルという物が内蔵されていて、スマホやイヤホンケースのバッテリーに対し給電できる範囲が決まっている。その範囲は充電器による。せっかくケーブルを抜き差ししなくてよくなったのに、今度は位置を調整する手間が発生するようではメリットが薄れる。

立てかけるタイプだと上下の位置、平置き型でいう前後の位置は勝手に決まる。あとは左右を調整するだけ。個人的によくやるのは、スマホを包むように持ち、そのまま無線充電器のスタンド部分も包むようにしてスマホを無線充電器に乗せる。これで左右の位置調整も自然にできる。

また、通知が来た時にその通知が何なのかを一目見れば確認できる。平置きだとスマホを持ち上げたり、覗き込んだりしないと見えない。こういう手間も省ける。通知を他人に見られるのが嫌な人は、スマホの通知設定をしよう。

熱い

これはデメリット。夏場の暑い部屋の中では要注意だ(そもそも冷房使おう、という話ではあるが)。鞄の中で無線充電すると、私の経験上冬でも本体が明らかに熱くなる。本体が熱を持つとそれだけバッテリーを痛めることに繋がるので、状況によって有線充電と無線充電を使い分ける必要はある。

遅い

無線だと有線と比べ、明らかに充電が遅くなる。これも明確なデメリット。早く充電したい状況というのはあると思うので、やはり使い分けられる準備は必要だ。

夜寝ている時はこれがデメリットにならないので、それは気にしない。

50W対応の高速無線充電器もあるらしいが、入手ルートを私は知らない。

定位置が充電スポット

整理整頓が得意な人、部屋が片付いている人は物の定位置が決まっているという話を聞いたことのある方は少なくないと思う。私は子供の頃から片付けは決して得意ではないが、物の定位置を決めてそれを実践すると、ある程度の整頓は自然とされる。物がどこにあるのかが分かりやすくなる。ましてスマホは最早生活必需品なので、無くさない管理をする優先順位は高い。スマホを定位置に収めることと充電することを同時に行えるのは、整理整頓が得意でない私にとって非常にありがたい。個人的な一番のメリットはこれだと思っている。

無線充電の価値

スマホにせよイヤホンにせよ、無線充電の機能を搭載させるのはタダではないので、その分価格が上がる。これは仕方ないとして、問題はいくらかける価値があるのかということだ。無線充電の有無くらいしか差が無い2種類のスマホの価格差が2万円以上あるようなら、私なら安い方を選ぶ。その2万円で完全ワイヤレスイヤホンでも買った方が時間が快適になる。これは個々の価値観なので考え方を押し付ける気は無いが、あくまで参考程度にして頂ければ。

あったら嬉しいが必要という程ではない。何とも言えなさ過ぎる、記事の結論。

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