おうちさがし(2022/4/23)

生活

週末の休みを利用し、通勤時間が短く済むおうちさがしをして来た。今回情報を知った物件はパスするつもりだが、ヒントは得られたと思う。物件探しの参考になる事が1つでも感じて貰えたら嬉しい。

通勤時間短縮

通勤時間が長いことにはデメリットしか無いと思っている。感覚的には片道せいぜい1時間が限界。通勤時間中ではできない行動という行動ができないから。ただ東京の物件が需要が高い分家賃も高い。あいにく通勤時間の短さを優先し過ぎると家賃が高過ぎてとても支払えない場所に勤務しているので、家賃と通勤時間のバランスも考えないといけない。

家賃は6万円以内、通勤時間は遅延さえなければ片道合計1時間未満の場所が希望条件。どうしても発生してしまう電車内での時間は割り切ってそこでもできる情報収集なりコンテンツ鑑賞なりをすることになると思うが、私の豆腐メンタルでは限界の過信は禁物。

バランスの正解なんて実際に生活してみないことに分からない。完璧な準備なんて、できるようでできない。それを踏まえて、おうちさがし。

都内希望

千葉埼玉辺りなら(悪く言っているつもりは無い)、通勤時間を妥協し、家賃を都内より抑えつつ部屋のグレードを上げる選択肢が生まれる。

それが現実的といえば現実的なのかもしれないが、私の希望はあくまで東京都内。茨城の田舎で生まれ育ち、田舎が自分にどれだけ合っていないかを大人になってから自覚するようになった。都内を希望する理由の1つにその反動があるのは間違いない。

また、東京都在住という箔を自分につけたがっている一面もある。わがままと言われても否定できないし否定する気も無い。そこも含めバランスを取りたい。必要かどうかだけで判断しては心を満たせない。ここは折れたくない。家賃5万円片道40分程度の千葉県内埼玉県内よりも、家賃6万円片道1時間の東京都内に住みたい、というのが本音。この欲は実現させたい。意地を張りたい。

内見した部屋

事前に調べて内見するつもりだった部屋は訳あり物件で騒音トラブルが多く報告されるのでオススメできない、と言われたので、私が事前に調べていなかった部屋を内見することになった。2件見た。写真を掲載したいが無許可なのでしない。できない。他の人の住所特定のヒントになってはいけない。

1件目

結論から言うとパス。ここに住みたいという感情は露ほども無かった。心が全く動かなかった。

1階でクリーニング前という影響もあったのだろうが、湿気を強く感じるし、カビ臭いし、トイレに至っては魔界へと誘う乗り物かのような閉塞感が漂っていた。部屋は広いし構造が悪いとは思わなかったが、何かが住み着いているような謎の雰囲気はどうしても感じた。部屋は南向きではあるがすぐ南面に高い建物があるので日当たりが悪い。立地の良さというメリットが台無しになってしまっている。

家賃が予算オーバーの7万円(理由は後述)というものあるが、住んでみたいという感情は全く湧かなかった。家賃が3万円でも住みたいと思えるか怪しい。7万円を毎月支払うのではなく寧ろ非課税で毎月受け取れて心が動くかどうか、そのレベル。次の物件で誘おうとしているのかと、案内してくれた不動産会社に対し心のどこかで斜に構えてしまった。

2件目

駅から少し距離はあるものの合計通勤時間が1件目よりも短い。南向きで、すぐ南側に高い建物はあるが部屋は2階で、南西からの日光を遮る物は無い。

リフォーム済物件ということもあり部屋は綺麗。狭い部屋だがクローゼットがあるので、スーツ置場に困らない。物を持ちすぎなければどうにでもなりそうな範囲の狭さに感じた。返事を待ってもらうための仮押さえの手続きだけはしたが、こちらもパス。

理由は家賃が予算オーバーしていること。6万円以内に抑えたいのに7,000円も超えている。年間通せば94,000円。それだけのお金があれば、良いスマホを買ったり、遊びたいゲームソフトを買ったりできて、生活の満足感を高めることに繋げられる。

本当に、家賃が6万円以内でさえあれば、狭さすらも許容できると感じられた。だがそんな上手い話など、都合良くあるわけがない。

不動産会社事務所での話

家賃を管理費込みで最大6万円で想定していたはずなのに、私は何を血迷ったか、「7万円まで」と言ってしまった。内見した物件が家賃予算オーバーの2件だったのがそれが理由。東京は家賃7万円でもこういう物件もある、ということを知れた収穫はあった。通勤時間を短くしたいが、妥協も必要である現実を突き付けられた。そういう意味で、良い経験にはできたと思っている。

日頃の時間短縮の一環として、ドラム式洗濯乾燥機、食洗器、ロボット掃除機、加湿空気清浄機を使うことを想定している。その中で特に関門になるのが、ドラム式洗濯乾燥機。賃貸物件に置くにはデカい物ばかりなので、部屋に合わせた大きさの物を買おうと思っていた。部屋を決めてから、何を買うか決めようと思っていた。担当してくれた人は「使いたい家電を決めてから部屋を探してもいいんです。その部屋に決める判断基準になりますし、本当は使いたいわけでもない物を仕方なく使っても嬉しくないでしょう?」と話していた。この視点は無かった。これが一番の収穫と言っても過言ではないくらいの気付きだった。なので使いたい家具・家電を調べてみたい。担当してくれた人、ありがとうございます。

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