来たる2022年4月1日、約7ヵ月ぶりの社会復帰をする。入社前日のタイミングでその事について記事を書いてみたくなったので、書いてみる。
早く感じた離職期間
私にとって離職は2回目なのだが、1回目は4ヶ月間、そして今日までの２回目は7ヵ月間あった。
既に1回経験していてやる事や過ごし方がある程度分かっていたからなのか、今回の方が短い時間に感じられた。慣れなくていい事に慣れてしまっていたのだろう。
前回と違い、次の仕事の探し方の方向性は最初からある程度見えていたし、出費を抑えるために国保軽減や国民年金納付猶予の手続きもした。お金に関する知識や考え方は前回より明らかに身に付いているし、世の中の仕組みもより見えるようになった感覚はある。
ハローワークを利用するにしてもとっくに経験済みの事。指定された期間中に求職活動として実績を認められる行動をしそれを正直に報告（虚偽報告はご法度）すれば、数日後には銀行口座に失業保険のお金が振り込まれる。前回は失業保険受給資格を得られる期間が始まる前に就職が決まったのだが、コロナ禍の影響もあり前回とルールが変わった。倒産はコロナ禍による悪影響の結果だったが、失業保険受給が前回より早くなった＋受給期間が従来より延びたという面もある。
実家にいたこともあり、お金に困ることは無かった。スマホの買い替えもしたが、失業保険の金額で買える範囲内でしかそういった出費はしていない。
感情の変化
特に無い。
仕事に楽しみなんて求めていないし、今になって「〇〇だったらどうしよう」なんて不安に思って悩んだところで答えは出ない。本当に不安で懸念する事があるなら遅くとも面接後に辞退する。実際、1社に対してそうした。面接に応じた人はスーツを着崩していたりいちいちオーバーリアクションしたり、面接翌日の午前中に内定の連絡が来たりで、ここはブラック企業なんじゃないかと怪しく感じて辞退した。そういった要素を感じなかった会社に入る。
仕事内容や職場の雰囲気、人間関係が自分にどれだけ合うかなんてやってみないことに何も分からない。頭を悩ませるだけ無駄。
仕事の楽しみというのは結果的に見付かる分には構わないが、最初から求めるようなものだとは全く思っていない。仕事は遊びじゃない。責任を伴い、問われるので、純粋に楽しむことはできないと思っている。期待しなければ失望もまたしなくて済む。
感情の変化を伴うような要素があるようには、入社前日になっても感じない。勝手に期待しても仕方ないことが過去の経験で分かっているからなのだろうか。
都会での勤務
場所は東京都某所。都会での勤務は1社目に務めていた時以来。楽しみな要素があるとしたら、仕事の内容というより場所が都会であることだろう。
実家は田舎。実家からの通勤圏内も田舎。生憎私は地元志向がまるで無いし、都会にいたいと思うことはあっても田舎にいたいと思うことはまず無い。コロナ禍で東京などの都市部を敬遠する人がいるが、私はそれでも志向が変わらなかった。きっと、そういうことだ。
1社目の時、仕事終わりに上野や新宿に寄り道している時間は、自分に向かない仕事の時間が終わった解放感が相まって良い気分転換になった。合っていなかったのは仕事の内容であって場所ではない。なので、都会に対する良い印象は結構強い。全てが良いとは言わないが、田舎ではできない気分転換をたくさんさせてくれた良い印象の方がずっと強い。
そういう場所にまたいられる楽しみは少なからずある。殆どの時間は仕事でも、仕事終わりにすぐ行ける。感染拡大に直接繋がるような不用意な行動を理由も無くするようなことは流石に我慢するが、寄り道する場所はある。またそれを味わえる。
時間の使い方
最初は実家から通うことになるが、いくらなんでも通勤に時間がかかり過ぎるので、引っ越す。その時間が副業の時間を増やすことに直結する。会社が副業を禁止しているのかいないのか、質問してないし何も聞いていないが、禁止されていてもいなくても副業はやる。禁止されてるならバレないようにやるまで。といっても、不用意に口を滑らせない、住民税は普通徴収（自分で納める）する、といったくらい。アルバイトとかでの給与所得ではなく、個人事業主としての事業所得を稼ぐ。理由を話すと少し長いが、簡潔にまとめると税金のため。
引っ越して一人暮らしに伴い出費は増えるが、それを補う意味もある副業の時間が増えれば自分で稼ぐ力を伸ばすことに繋がるので、相互補完が効いている。会社に頼らなくても自分で稼げれば、失業や減給への備えにもなる。やる理由しか思いつかない。
趣味の時間、遠出する時間もまた欲しい。会社での勤務以外の時間が副業ばかりだと、それはそれで楽しむ時間が取れず、心が寂しくなり満たされない。そのバランスを最適にしたい。最適バランスは、正解は無いが答えは人の数だけあり得る（n回目）。
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